心的追憶

1989年11月6日、その日から早いものでもう30年以上が過ぎました。
にも関わらず、その存在感は今も何一つ衰える事なく、それどころかリアルタイムで知る事が無かった若い世代の方々にまで新たなヒーロー像として捉えられている『松田優作』。

その優作さんが遺されたいくつもの言葉は今もあらゆる書籍で目にする事が出来ます。

なので、此処では僕自身が直接に優作さんから頂いたメッセージを紹介致します。

「それは大切な宝物として自分の胸に締まっておくべきだ」

優作さんの俳優仲間の方からご指摘を貰いましたが、すでに某ドキュメント番組で紹介した『全て必然で廻っている』『この世につまんない仕事なんてひとつも無い』等がいつの間にか”名言”として一人歩きしているのが現実です。

それが今も変わる事の無い優作さんの影響力だと確信しています。

僕のような者に、時には厳しく、時には分かりやすく投げかけて下さった言葉の数々、
読まれた方が独自の解釈でも構いません、また次の世代に語り継いで頂けたら幸いです。

そしてそれが僕の役目だと自負しております。

宜しくお願い致します。